民間・設備投資の先行指標となる機械受注統計(船舶・電力を除く民需)の7〜9月期の受注額が過去最大の下落率・10.4%減を記録しました。
内閣府は3%の減少を予想していたので大幅に上回る下落率です。
この減少は6ヶ月〜9ヵ月後に反映されるため、来年の景気悪化がより確実になってきました。
「船舶・電力を除く民需」に含まれない海外からの受注を示す外需も同7.3%減。
こちらも振るいませんね。
【7〜9月期機械受注統計(船舶・電力を除く民需)(季節調整値)】
・前期比 10.4%減 2兆8752億円
(87年4月以降過去最大。98年4月〜6月期と同率)
・5四半期ぶりに減少
・製造業は10.9%減、非製造業は12.0%減少
・外需は7.3%の減(外需には国内企業の海外工場も含む)