2008年11月11日

設備投資の先行指標である機械受注統計が過去最大の下落率

本格的に景気が悪化してきていますね。


民間・設備投資の先行指標となる機械受注統計(船舶・電力を除く民需)の7〜9月期の受注額が過去最大の下落率・10.4%減を記録しました。


内閣府は3%の減少を予想していたので大幅に上回る下落率です。


この減少は6ヶ月〜9ヵ月後に反映されるため、来年の景気悪化がより確実になってきました。

「船舶・電力を除く民需」に含まれない海外からの受注を示す外需も同7.3%減。
こちらも振るいませんね。

外需依存度が高い日本は世界経済悪化の影響をモロにうけてしまいます。


【7〜9月期機械受注統計(船舶・電力を除く民需)(季節調整値)】
 ・前期比 10.4%減 2兆8752億円
  (87年4月以降過去最大。98年4月〜6月期と同率)
 ・5四半期ぶりに減少
 ・製造業は10.9%減、非製造業は12.0%減少
 ・外需は7.3%の減(外需には国内企業の海外工場も含む)

posted by ケンタツ at 00:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済
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